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MUSiC JUiCE

主にR&B,Hip-Hop,Pop,J-Pop,エレクトロ、テクノの新譜,旧譜の感想やレビューを綴ってくブログ。

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かめっぷう@

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SHINee - THE FIRST

2011.12.27

category : K-Pop

SHINee - The First 初回

2011年春に本格的に日本デビューをしたSHINeeの日本語盤デビューアルバム“THE FIRST”をレビュー。
元々日本デビュー前からK-Popファンの間では人気の高かった彼ら。震災の影響でデビューが遅れていたそうですが、それにしてもリリースペースが早過ぎるような。本国韓国だけでなく、海外での活動も多くこなしているようですが、彼らの体調面とかSMエンタは考えてるんですかね?完全に商品として扱われてるのがちょっと不憫...

そんなわけで日本デビューから5ヶ月半でリリースされた本作ですが、既発曲5曲+韓国での人気曲2曲の日本語歌い直しverが収録されていて、純粋な新曲は5曲(通常盤は6曲)というファンからすればちょっと物足りない内容。しかし熱心なファン以外への自己紹介盤としては出来は良いと思います。

まず冒頭を飾るのは韓国本国での2ndアルバムのタイトル曲で、中毒性のあるエレクトリックなトラックと念仏的なメロディが癖になるアップ1.LUCIFER。何かと議論になる日本語版の歌詞はSTY氏(三浦大知etc.)が担当。
事務所の先輩を意識したのか?と思わせる、SHINee版の東方神起“Purple Line”といった趣きの強烈なアップ2.Amigo
ハイスクールミュージカルに出演していたCorbin BleuのDeal With Itの韓国語版3.JULIETTE。原曲は一昔前のディズニーなダンスポップ...といった感じですが、シンセメインのアレンジに一新されていてカッコよくなってますね。原曲超えしているカバーだと思います。クレジットにはJay Seanの名前も。
ここからやっと日本オリジナル曲ゾーンに。これまた先輩の東方神起が歌いそうな泣きの入ったミッドバラード4.BETTER。コーラスワークが秀逸ですね。メインボーカルのジョンヒョンの声が生きてます。
宇宙をテーマにした歌詞が壮大な5.To Your Heart。開放感のあるメロディと伸び伸びとしたオニュのボーカルがとても良い。
スウィートなポップR&Bの6.Always LoveはJ-Popチックなメロディ。ちょっとThe-Dreamっぽいプロダクションですね。
そして日本デビュー曲にして大名曲7.Replay-君は僕のeverything-。日本語版はメンバー人気の影響でテミンがメインボーカルになってますが、柔らかい声質の彼ではなく原曲と同じくジョンヒョンでいってほしかった...しかしメンバーのボーカリストとしての資質の高さ、重厚なコーラス、甘酸っぱさの残るメロディ、ほんのりソウルっぽさも滲ませたトラック...ポップR&Bとしては120点の出来です!!!!!
8.STARTと同路線の曲。しかしここまでポップだと、ちょっと彼らっぽくないかも。
お次はファンク色の強い9.Love Like Oxygen。ちょっとマイケルっぽいこの曲ですが、デンマークの歌手の05年のヒット曲のカバー曲だそう。
グループの自己紹介的な位置づけの11.The SHINee World。この“SHINee World”というのは彼らのファンクラブのことだそうで、ファンクラブの人達に宛てたと思われる歌詞もありますね。曲自体はちょっと古臭いアップ...ラップ担当のミノの“カリスマミンホゥ~♪マイネーミズミンホゥ~♪”が何度聴いても笑えます。笑
ラストはストリート感を漂わせたダークな12.Seesaw。クールでカッコいいです。
通常盤のみのボーナストラック13.Strangerはちょっと意図的なちょいダサ感(褒めてます)を感じますね。


とまぁ長々と書いてますが、結構あっさりしたアルバムです。良く言えばアルバム曲とシングル曲が馴染んでるんですが、アルバム曲があっさりし過ぎかな。どの曲も佳曲の域を脱していないというか、安牌を置いてきたなぁという印象。東方神起な、開放的なメロディが心地良いみたいな曲は良いんですが、はちょっとつまらなかったかも。
彼らのグループとしての個性は、まずボーカルグループとして個人個人のボーカリストの力量の高さが挙げられると思います。歌唱力に難ありとされているメンバーですら、他のグループで言えば普通レベルなのでは。
そして彼らの巧みなコーラスワークもあって、R&B色が強いグループでもあります。所謂フックソングSHINeeの場合少ないです。

欧米の作家から楽曲の提供を受けていることが多い彼らですが、K-Pop、J-Pop、洋楽といった枠組みには囚われず、男性(ボーイズ)R&B曲好きにはマストな内容だと思います。


♪Love Like Oxygen -Japanese Version-♪



♪To Your Heart♪



おすすめ曲♪...

韓国盤2ndリパッケージアルバム“Hello”のレビューはこちら
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Perfume - JPN

2011.12.08

category : J-Pop

Perfume - JPN

前作“⊿”から約2年4ヶ月ぶりとなるPerfumeの4枚目のアルバム“JPN”についてレビュー。
オリコンでは初週22万枚を売り、ウィークリーチャート1位を獲得し、前作の初動も超えたようです。すごい。
ボクは前作のレビューで“次回作はガラッと構成を変えてくるのでは?”と書いたんですが、やはり少し変えてきましたね。
まずは“GAME”“edge”のような、所謂ファンがいうところの音モノトラックが無くなったことでしょうか。
これについては中田ヤスタカの最近のモードでしょうね。以降のヤスタカの外部仕事でもそういったトラックはあまり提供してないようですし。ということでレビューを。

アルバムは荘厳な雰囲気の1.The Openingでスタート。Liar GameOSTでのヤスタカ仕事っぽい音がPerfumeのアルバムで聴けるということにまず驚き。
そして2.レーザービーム (Album-mix)。どことなく懐かしさと和を感じるメロディのこの曲はリミックスver.で収録されています。アレンジは原曲をチョップで刻みまくったという感じ?ちょっと素人っぽいリミックスでげんなり...
間髪入れずに始まる先行シングルのカップリング曲3.GLITTER (Album-mix)。原曲とは違いサビ始まりになっていて、5分40秒を超える長尺になっています。オリジナルよりも“GLITTER GLITTER~♪”のフレーズが強調されてますね。
続いては本作収録曲の中で最も古く、ライブでのチルアウト曲と化してしまっているファンク色の強い4.ナチュラルに恋して
ここからやっとアルバム新録曲。まずはplastic smile+Zero Gravityな携帯恋愛ソング5.MY COLOR
そしてMEG“MOSHIMO”や、きゃりーぱみゅぱみゅ“きゃりーのマーチ”でも見せた、ヤスタカ流の童謡?のPerfumeバージョン6.時の針。最初聴いた時は謎でしたが、実質この曲がインタルード代わりになってますね。シングル曲が多いこのアルバムのクッション的な役割なのかな。
そして2010年最後にヤスタカが本気を見せた“ねぇ♪ねぇ♪”のフレーズが呪文のように響く7.ねぇ。この曲のトラックのアタック感の強さは久々...と当時感じていたんですが、もうリリースから1年以上経ってるんですね。
アイドルポップど真ん中過ぎる歌詞とメロディがファンの中でも議論を巻き起こした、タイトル通り爽やかな8.微かなカオリ
Perfumeが初のラップの挑戦した9.575。楽曲の凝った構成もさることながら、それに合わせてクルクルと表情を変えるトラックも面白い。こういう楽曲がしれっと収録されているのがすごいところ。
そしてシングルとは逆の並びで10.VOICE。どこか緊張感のあるオリエンタルなメロディに、いつもより幼いボーカルが乗る佳曲。全編ユニゾンなのはシティ以来?歌詞が全く何のことを言っているのかが分からない点もこの曲の神秘性を高めています。
続いて、これまでになく伸び伸びとしたボーカルを聴かせる新曲11.心のスポーツ。ライブで盛り上がりそうですね。
コンベス期のPerfumeを彷彿とさせる12.Have a Stroll。大サビ前のかしゆかパートが強烈な13.不自然なガール
そして綿密に練られたハウス~アンビエントトラック+ちょっと切ないメロディの14.スパイス。この曲はGAME以降最高傑作じゃないでしょうか。


新曲群はどれも柔らかめの楽曲で印象が薄いんですが、シングルだらけのアルバムにおいてクッション的な役割をまっとうしてくれているので、アルバム全体としてはバランスは事前予想よりも良かったです。
前作“⊿”GAMEと同じ構成で、より大衆にアピールしようとして失敗した作品だったので、今回はその反省を活かして作られたのではないでしょうか。アルバム曲においても、中途半端なユーロ歌謡や全く特徴の無いハウストラックは姿を消し、05~07年辺りのヤスタカワークスを彷彿とさせる楽曲が収録されているという点は、停滞気味だったPerfumeにとって大きな進歩でしょう。
そしてシングル曲もといった名曲も収録されていますし、確実に前作は超えています。
あとは微妙な数曲が無ければ...惜しい。あと次回作は新録曲多めでお願いしたいところ。


♪Perfume - JPN CM♪





CMが無駄にカッコいいぜ!!!!



おすすめ曲♪...


前作“⊿”のレビューはこちら

前々作“GAME”のレビューはこちら

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C-REAL - Round 1

2011.11.24

category : K-Pop

C-Real - Round 1


“5人組IU”との異名を持つ、平均年齢16歳の新人グループC-REALのデビューEP“Round 1”をレビュー。
C-REALというグループ名の由来は、メンバーのイニシャルの頭文字をとったものみたいです。KAT-TUNみたい。
たまたまYouTubeで1stシングルの2.No No No No Noを聴いたんですが、どツボにハマっちゃいました。

その2.No No No No Noでは、韓国の売れっ子プロデューサー“勇敢な兄弟”製のイノセントな雰囲気の漂うトラックの上で、しっかりとした歌唱力で歌を聴かせてくれます。実力派を謳うアイドルのデビュー曲としてはかなり完成度が高いです。
3.No Thank Uでは一転してデジタルなロックチューンに挑戦。4.やめては80sテイストの強いユーロポップですね。
キャバレーミュージックにエレクトロをまぶしたような5.なによなによ
USR&Bっぽいリラックスしたスロー6.わたしのボーイフレンドには


歌唱力のあるガールズグループなのに、歌唱力アピールの為のトロット(韓国の演歌)色の強い楽曲は皆無なのにまず驚きました。
ちょっと実年齢より背伸びしたようなオトナっぽい楽曲が多いですね。
楽曲制作陣も売れっ子ばかりを起用しているそうで、売れるのも時間の問題かと思います。

ただ気になるのが、新人グループで舞台慣れしてないせいか生パフォーマンス時の歌の不安定さがちょっと...
実力派を売りにしているだけに、そこだけが気になりました。しかし、レコーディング音源を聴く限りではかなりのポテンシャルを持っていると思われるので今後に期待です。


C-REAL/No No No No No



おすすめ曲♪...

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Nicola Roberts - Cinderella's Eyes

2011.10.25

category : Pop

Nicola Roberts - Cinderellas Eyes

UKではかなりの人気を誇るGirl's AloudのメンバーNicola Robertswill.i.amとガッツリタッグを組んで大成功したCheryl Coleに続き、今回ソロデビューアルバム“Cinderella's Eyes”を完成させました。正直Girl's Aloudについては名前を聞いたことがある程度であまり興味も無かったんですが、このアルバム...なかなか面白いです。

まずは先行シングルの1.Beat On My Drumですが、なんとDiploがプロデュースに関与してます!!!Nicola本人と、Sophie Ellis-BextorThe Horrorsなどの楽曲を手がけているフランス人プロデューサーDimitri Tikovoiがペンを揮ったこの曲はM.I.A.臭が満載。Nicolaもラップを果敢に挑戦しています。
2ndシングルの2.Lucky Dayはモロにカイリーを彷彿とさせるユーロダンスナンバー。DragonetteDanielが楽曲に関与してます。を始めカイリーチックな楽曲が多く収録されているのがこのアルバムの特徴。
ガガ meets カイリーなシリアスめの5.Porcelain heart、UKのエレポップユニットMetronomyが手がけたマイナー調の6.Iではアジアンな装い。
突き抜けた清涼感のあるキラキラした8.Say It Out Loud。ところどころで最近のエレクトロの影響を感じさせるものの、80sど真ん中な質感の9.Gladiatorなどなど良質なダンスポップが満載。

アルバムを通して聴いて思い浮かぶのは、やはりカイリー
DragonetteなどのエレクトロバンドやDiploなどを招いて、ひと癖あるダンスポップアルバムに仕上げてます。
わかりやすいキャッチーな曲が並んでいるわけではないですが、アルバム1枚に統一感もありますし。
もうちょっと売れても良さそうな内容なんだけどな。カイリー好きはマストです。

1.Beat On My Drum





おすすめ曲♪...

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Teen Top - Roman

2011.10.22

category : K-Pop

Teentop - Roman

過去韓国で絶大な人気を博したシンファ(神話)のメンバーが発掘したという触れ込みで2010年にデビューした平均年齢17歳の6人組Teen Top。今回は彼らの1st Miniアルバム“Roman”をレビュー。

まず彼らに注目するきっかけとなった1.No More Perfume On You。のっけのハウシーなイントロでノックアウトされました。笑
この曲は「香水やラメをつけてたら彼女にバレちゃうからやめて」と浮気相手のお姉さんに訴える...というもの。甘酸っぱいメロディと清涼感のあるトラックに、メインボーカルであるニエルの中毒性の高いヘタウマボーカルが乗ることによって楽曲を特別なものにしています。
続く2.Beautiful Girlもティーンの男の子目線のラブソング。ここではリードボーカルのチョンジが良い味出してますね。今では少なくなりましたが、欧米のボーイズグループが歌ってもおかしくないような正統派ティーンR&Bといった趣き。
一転して、グッと落ち着いた雰囲気のアダルトなR&Bチューン3.First Kiss。ギターがギュインギュイン絡んできます。
5.Tell Me Whyはティーンである彼らのポップな面を引き出してます。所々でエレクトロな味付けが施されてますね。


アルバム全体として“年下の男の子”“ティーン”という要素が強調されていて、しっかりしたコンセプトの元、まとめられているという印象。ちょっと大人びたポップR&Bにフレッシュなボーカルが乗って悪いわけがない!!笑

①.No More Perfume On You



おすすめ曲♪...

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