“5人組IU”との異名を持つ、平均年齢16歳の新人グループC-REALのデビューEP“Round 1”をレビュー。 C-REALというグループ名の由来は、メンバーのイニシャルの頭文字をとったものみたいです。KAT-TUNみたい。 たまたまYouTubeで1stシングルの2.No No No No Noを聴いたんですが、どツボにハマっちゃいました。
その2.No No No No Noでは、韓国の売れっ子プロデューサー“勇敢な兄弟”製のイノセントな雰囲気の漂うトラックの上で、しっかりとした歌唱力で歌を聴かせてくれます。実力派を謳うアイドルのデビュー曲としてはかなり完成度が高いです。 3.No Thank Uでは一転してデジタルなロックチューンに挑戦。4.やめては80sテイストの強いユーロポップですね。 キャバレーミュージックにエレクトロをまぶしたような5.なによなによ。 USのR&Bっぽいリラックスしたスロー6.わたしのボーイフレンドには。
まずは先行シングルの1.Beat On My Drumですが、なんとDiploがプロデュースに関与してます!!!Nicola本人と、Sophie Ellis-BextorやThe Horrorsなどの楽曲を手がけているフランス人プロデューサーDimitri Tikovoiがペンを揮ったこの曲はM.I.A.臭が満載。Nicolaもラップを果敢に挑戦しています。 2ndシングルの2.Lucky Dayはモロにカイリーを彷彿とさせるユーロダンスナンバー。DragonetteのDanielが楽曲に関与してます。②を始めカイリーチックな楽曲が多く収録されているのがこのアルバムの特徴。 ガガ meets カイリーなシリアスめの5.Porcelain heart、UKのエレポップユニットMetronomyが手がけたマイナー調の6.Iではアジアンな装い。 突き抜けた清涼感のあるキラキラした8.Say It Out Loud。ところどころで最近のエレクトロの影響を感じさせるものの、80sど真ん中な質感の9.Gladiatorなどなど良質なダンスポップが満載。
まず彼らに注目するきっかけとなった1.No More Perfume On You。のっけのハウシーなイントロでノックアウトされました。笑 この曲は「香水やラメをつけてたら彼女にバレちゃうからやめて」と浮気相手のお姉さんに訴える...というもの。甘酸っぱいメロディと清涼感のあるトラックに、メインボーカルであるニエルの中毒性の高いヘタウマボーカルが乗ることによって楽曲を特別なものにしています。 続く2.Beautiful Girlもティーンの男の子目線のラブソング。ここではリードボーカルのチョンジが良い味出してますね。今では少なくなりましたが、欧米のボーイズグループが歌ってもおかしくないような正統派ティーンR&Bといった趣き。 一転して、グッと落ち着いた雰囲気のアダルトなR&Bチューン3.First Kiss。ギターがギュインギュイン絡んできます。 5.Tell Me Whyはティーンである彼らのポップな面を引き出してます。所々でエレクトロな味付けが施されてますね。